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メッシが同僚へ神対応! 自身のリーガ300得点目よりもトリックPKでスアレスのハット優先

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 バルセロナFWリオネル・メッシのチームメイトへの神対応が話題となっている。

 バルセロナは14日、リーガ・エスパニョーラ第24節を本拠地カンプ・ノウで行い、セルタと対戦。前半28分にゴール正面約25mの位置でFKを獲得すると、メッシが左足でゴール右隅に直接叩き込み、バルセロナが先制する。この時点でメッシは05年5月の第34節アルバセテ戦から積み上げてきたリーグ戦でのゴール数を299ゴールとし、300ゴールまであと1点に迫っていた。

 その後、バルセロナは同点に追いつかれるも後半14分にメッシの絶妙なチップキックパスからFWルイス・スアレスが勝ち越しゴールを決めると、30分にもFWネイマールの折り返しをスアレスが右足で押し込み、3-1とした。

 そして迎えた後半35分、PA右でメッシがDFホニー・カストロに倒されてPKのチャンスを得ると、当然のようにメッシがキッカーを務める。これでメッシがリーガ通算300得点達成かと思われたが、メッシは意表を突いたトリックプレーでボールを軽く右横に蹴り出し、PA外から勢いよく走り込んできたスアレスが右足で流し込み、4-1。メッシの粋な計らいでスアレスが今季5回目のハットトリック達成となった。

 バルセロナはこの後もMFイバン・ラキティッチとネイマールが追加点を挙げ、6-1で勝利。無敗記録を30試合に伸ばし、リーグ戦6連勝を飾った。クラブ公式サイトによると、メッシのPKのシーンについてルイス・エンリケ監督は、「バルサの選手はタイトルを取るだけでなく、ピッチで楽しみ、ソシオをスポーツマンシップにのっとって、楽しませるショーを行いたいと思っているんだ」と、説明した。

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