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ファーディナンド氏、ウェルベック売却の古巣に怒り「なぜ彼を手放したのか…」

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 元マンチェスター・ユナイテッドリオ・ファーディナンド氏が、FWダニー・ウェルベックをアーセナルに売却した古巣に怒りを露わにしている。英『メトロ』が報じている。

 ユナイテッドのアカデミー育ちのウェルベックは、レンタルを繰り返しながらもユナイテッドで公式戦142試合に出場し、29得点をマーク。しかし、ルイス・ファン・ハール監督が就任した14年夏、FWラダメル・ファルカオ獲得に押し出されるような形でアーセナルへ移籍。昨シーズンは公式戦37試合に出場し、8ゴールを記録したが、昨年4月26日に行われたチェルシー戦以降はリハビリが順調に進まず、9月には左膝の手術を受けていた。

 負傷からの復帰を目指していたウェルベックは今月5日にアーセナルのU-21チームで60分間プレー。14日の第26節レスター・シティ戦でベンチ入りを果たすと、同点で迎えた後半38分にピッチに入った。すると、同アディショナルタイム5分にMFメスト・エジルのFKからウェルベックが決勝ヘッドを叩きこみ、2-1と逆転。首位レスター撃破の立役者となった。

 これに13年5月に現役を引退したファーディナンド氏の怒りが収まらない。ユナイテッドは順位こそ5位につけているが、ゴール欠乏症に悩むなど低迷している。ファーディナンドは「ウェルベックにおめでとうと言いたい」と元同僚の活躍を称えた一方で、「ユナイテッドはなぜ彼を手放したのか」と首を傾げた。

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