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ミハイロビッチがバロテッリに戦力外通告?「これ以上ミランでプレーさせるわけにはいかない」

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[2.14 セリエA第25節 ミラン2-1ジェノア]

 ミランは14日、セリエA第25節でホームにジェノアを迎え、MF本田圭佑の1ゴール1アシストで2-1の勝利をおさめた。シニシャ・ミハイロビッチ監督は本田やMFリカルド・モントリーボを名指しで褒めたたえた一方で、FWマリオ・バロテッリのプレーに失望している。英『ESPN』が報じている。

 ミランは2-0の状況から追加点を狙い、バロテッリを後半43分にピッチに送り込んだが、同アディショナルタイムにゴールを許し、あわや同点とのところまで追い込まれた。それでも、試合はなんとかミランが逃げ切り、2-1で勝利をおさめたが、ミハイロビッチ監督は貢献度の低くかったバロテッリに憤慨。試合後、バロテッリのもとへ駆けつけ、怒りをあらわにしたという。

「私たちは3得点目を奪うべきだったし、終盤あのようなリスクを犯す必要もなかった。あれはチームのために自分を犠牲にできない選手を入れてしまった私の責任でもある。あのような選手はもうこれ以上ミランでプレーさせるわけにはいかない。バロテッリのことだけを言っているのではない。他にも彼のような選手が2、3人いた。私が誰のことを言っているのか自分たちもわかっているだろう」

 バロテッリを今後起用しないと示唆したミハイロビッチ監督。一方で、勝利に大きく貢献した本田とモントリーボについては「モントリーボはチームのバランスをとってくれたし、本田は本当によくやってくれた。2人ともファンたちにブーイングを受けていた時があったが、くじけずに自らの価値を証明してみせた」と称賛した。

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