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監督も、CEOも、主将も…本田への賛辞が続々「ブーイングを拍手に変えた」「彼がいればチームの目標を達成できる」

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 今季初ゴールはチームに勝ち点3をもたらす決勝点となった。ミランの背番号10に、クラブの上層部からも大きな賛辞が寄せられている。

 ミランMF本田圭佑は14日のセリエA第25節ジェノア戦で、立ち上がりに流れを引き寄せるミドルシュートを放ち、献身的なプレーとクロスで先制点を演出すると、後半にロングレンジから左足のシュートでネットを揺らした。リーグ戦で約1年4か月ぶりとなる待望のゴールは、チームに白星をもたらした。

 シニシャ・ミハイロビッチ監督は試合後、次のように述べている。ミラン専門サイト『milannews.it』などが伝えた。

「今の彼は素晴らしい試合をしている。ゴールがなかったが、そのためには枠内シュートを打たなければいけない。(雨の影響で)難しいピッチだったから、枠にシュートを飛ばさなければいけなかったんだ。前半、選手たちにそう言っていたんだよ。我々はゴールに満足している」

「フロジノーネ戦後にも言ったが、こういうプレーなら本田は常にスタメンだ。個人について話すのは好きじゃないが、今日は名前を挙げるなら本田とモントリーボだね。彼らは批判を浴びたが、犠牲を払って仕事をすることで、ブーイングを拍手に変えられることを示した」

 指揮官だけではない。アドリアーノ・ガッリアーニCEOも、先日亡くなったエルネスト・ブロンゼッティ代理人の名前を出しつつ、本田についてこのように述べた。

「本田は長いことゴールを決めていなかったね。ブロンゼッティは本田獲得のためにすごく頑張ってくれた。この非常に優れた選手をここに連れてくるうえで、ブロンゼッティが決定的な存在だったんだ。本田はとても見事に中盤にバランスを与えてくれる。このフォーメーションで、彼とジャック(ジャコモ・ボナヴェントゥーラ)がいれば、我々はバランスが取れるんだ」

 ミハイロビッチ監督から本田とともに称賛されたキャプテンのMFリカルド・モントリーボも、本田の活躍を喜んでいる。

「本田は信頼できる選手の一人だ。ボールが外に出ない限り、彼は信じるんだよ。絶対的なタレントはないかもしれない。でも、こういう選手がいれば、チームの目標を達成できるんだ。彼がチームにいることを、僕はうれしく思っている」

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