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シャルケDFマティプはリバプールへ移籍、「全く新しい経験をするため」

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 シャルケは15日、DFジョエル・マティプと契約延長をせず、来季からリバプールへ移籍することが決まったと発表した。クラブ公式サイトがフロントおよびマティプのコメントを伝えている。

 クラブのホルスト・ヘルトマネージャーは「昨年5月以来、何度もジョエルやその代理人と集中的な話し合いを行ってきた。だが、ジョエルが重視する点が、我々の関与できるものでないことが早い段階で明らかとなった」と明かし、契約延長のための交渉が実らなかった理由を明かした。

 マティプはシャルケを去る理由について「シャルケを離れる時が来たらその理由はたった一つだと、僕は前から言っていた。その理由とは、全く新しい経験をするため。だからこれまで、ブンデスリーガ内での移籍を考えたことなどなかった。今回の決断はとても難しいものだった。それでも、この一歩を踏み出すのに相応しい時が来たのだと確信している」と説明。プレミア挑戦を決断した胸のうちを明かす。

 「僕にとってシャルケ04が家族のようなものであることは、この先も変わらない。この素晴らしいクラブのためにプレーすることは、常に誇りだった」

 9歳でシャルケへ加わり、下部組織で育ってきたDFも経験を重ねて24歳となった。今季は開幕からの全21試合で先発出場を果たし、3得点を挙げている。マティプは「これからの数か月、最高の成果を出すために全力を尽くすつもりだ。それがファンとチームに対する僕の義務だ」と残り試合へ向けて、強く意気込んだ。

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