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“1000日離脱”バイエルンDFにライバルクラブが異例のエール「早い回復を」

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 過酷な運命、度重なる悲劇がドイツ代表DFを襲った。バイエルンのDFホルガー・バトシュトゥバー(26)が練習中に足首を骨折し、3か月の離脱を余儀なくされることになった。13日の練習中に負傷し、すぐに病院で手術が行われたとのことだ。

 2010年よりドイツ代表としてのキャリアもスタートさせているバトシュトゥバーだが、2012年に右ひざ前十字じん帯を断裂してから不運は始まった。リハビリが上手く進まず約20か月に及ぶ離脱を余儀なくされると、14年9月には大腿部の腱を断裂。昨年4月には太ももの筋肉を断裂し、同11月に約200日ぶりの復帰を果たしたばかりだった。『Transfermarkt』によると、2010年に恥骨炎で離脱した期間や、今回の予想離脱期間を含めると、6年間の離脱日数は1000日を超えることになるのだという。

 バイエルンは14日に行ったアウクスブルク戦でジョゼップ・グアルディオラ監督以下、選手たちがバトシュトゥバーへの応援メッセージを記したTシャツを着て登場。指揮官はTシャツを着たまま試合を指揮を執った。

 さらに異例ともいえる出来事が起きている。ライバルクラブであるドルトムントが公式ツイッターでメッセージを投稿。「バトシュトゥバーは何度も何度も立ち上がる。ドルトムントから早い回復を願っているよ!」をメッセージを発信した。また14日に対戦したアウクスブルクや、シャルケヘルタ・ベルリンなどもツイッターで激励のメッセージを送っている。

[写真]バトシュトゥバーへの応援メッセージを記したTシャツを着て登場したバイエルンイレブン

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