リバプールは18日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグのアウェーでのアウクスブルク戦に臨む。ユルゲン・クロップ監督は、来季チャンピオンズリーグ(CL)の出場を目指すためにもEL優勝を狙いたいと意気込みを見せている。

　プレミアリーグで現在8位に位置するリバプールは、CL出場権を獲得できる4位と9ポイント差。残り12試合での追い上げが困難なものであることは間違いなさそうだ。

　32チームが勝ち残っているELの頂点を目指すのも容易ではないが、リーグ4位以内への浮上よりは期待が持てるのかもしれない。クロップ監督が試合に向けた会見で次のように語ったとしてイギリスメディアが伝えている。

「『我々はノーチャンスだ』と言う必要はないが、大会にいるチームの顔ぶれを見てみればまるでCLのようだ。どこかへ到達するためにカップ戦優勝が最短の道のりだと考えることもあるが、ELがCLへ行くための最短ルートでないことは間違いない。本当に厳しいレースだよ」

「今はベスト32だ。『これがCL出場のための唯一のチャンス』だと言うことはできないが、CL出場に必要な順位とは何ポイント差だ?確か9ポイントだと思う。だから今の時点では、こちらの方がチャンスがあると言ってもいいだろう」

　負傷者の続出に悩まされていたリバプールだが、特に攻撃陣に関しては離脱していた選手たちが戻ってきた。現時点でのベストメンバーで試合に臨むことができそうだ。

「これまでは様々な理由により、いつも一定のメンバーを選ぶことはできていなかった。(今回は)日曜日に試合をしてから木曜日の試合なので、十分な間隔がある。回復の時間はあるので何も問題はないよ」

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