うれしかったのは分かるけど、いくら何でも喜び過ぎ? 劇的な勝利に沸いたアーセナルのファンの顛末が話題を集めている。イギリス『メトロ』が伝えた。

　アーセナルは14日のプレミアリーグ第26節で、首位レスター・シティを2-1で下した。前半に先制されながらも後半に追い付き、最後は試合終了直前のアディショナルタイムに、長期の負傷離脱から復帰したFWダニー・ウェルベックが逆転ゴールを決めている。

　ドラマチックな幕切れに、ファンの興奮は最高潮に達した。アーセナルの熱狂的なファンであるスコット・ウッズさんの喜びも爆発したのだが、その後が大変だったようだ。『メトロ』の取材に、本人が次のように語っている。

「父と抱き合って、飛び回って喜んだよ。そうしたら次の日に具合が悪くなって、夜には病院に行かなければならなくなったんだ。大騒ぎだったね」

　病院でウッズさんは内臓のヘルニアと診断され、急きょ手術を受ける羽目になってしまったのだという。もっとも本人は元気な様子で、「ウェルベック、アーセナル、ありがとう! ゴールを喜び過ぎてヘルニアの手術が必要になってしまったよ」というメッセージとともに、手術後にベッドの上で笑顔を見せている写真をインスタグラムに投稿している。

　思わぬ入院となってしまったウッズさんだが、今後もアーセナルを熱狂的に応援するスタイルは変えないという。ということは、1勝でこんなことになったのだから…。久しぶりのリーグ優勝を果たしたら、入院・手術では済まないかもしれない?

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