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[EL]リバプール、低迷するアウクスブルクから得点奪えず敵地でドロー

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[2.18 EL決勝T1回戦第1戦 アウクスブルク0-0リバプール]

 ヨーロッパリーグ(EL)は18日、欧州各地で決勝トーナメント1回戦の第1戦を行った。リバプール(イングランド)は敵地でアウクスブルクと対戦し、0-0で引き分けに終わった。運命の第2戦は今月25日にリバプールの本拠地アンフィールドで行われる。

 リバプールは前半8分、相手のパックパスのミスを見逃さなかったFWロベルト・フィルミーノがそのままシュートまで持ち込むも、左足から放たれたシュートはGKマルビン・ヒッツの正面を突いた。22分にはMFコウチーニョのスルーパスにFWダニエル・スターリッジが反応するもDFラグナル・クラバンのスライディングにカットされてしまう。

 ブンデスリーガで14位と低迷するアウクスブルクは前半23分に左足の腿裏を痛めたFWラウール・ボバディジャがMFカイウビとの負傷交代を強いられる。45分にはカウンターからチャンス。カイウビのスルーパスを受けたMFアレクサンダー・エッスバインが鋭い切り返しでDFコロ・トゥレをかわして左足を振り抜く。しかし、GKシモン・ミニョレの好守に阻まれ、先制とはならなかった。

 後半も主導権を握るリバプール。8分、フィルミーノと右サイドを崩したMFジェームズ・ミルナーが折り返したボールにスターリッジがフリーで飛び込む。合わせるだけの場面だったが、左足シュートはミートせず、枠をとらえることができない。14分にはDFアルベルト・モレノのFKからオウンゴールを誘発かと思われたがGKヒッツに止められ、ゴールが遠い。

 後半26分には右クロスの流れからMFジョーダン・ヘンダーソンがヘッドで落としたボールをモレノが左足ミドル。GKの手前でバウンドする鋭いシュートだったが、GKヒッツがしっかり対応し、アウクスブルクも簡単に失点を許さない。

 すると、アウクスブルクも反撃に出る。後半30分、右クロスを左から中央へ走り込んだDFコンスタンティノス・スタフィリディスが右足ボレー。カイウビが角度を変えようとしたがミートせず、ゴール右に外れる。41分には、MFハリル・アルティントップが右から上げたクロスをカイウビが落とし、FWチ・ドンウォンがしっかり振りかぶって左足ボレー。決定機だったが、左ポストを叩き、0-0のまま試合を終えた。

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