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ミラノ訪問のモウリーニョ、インテル復帰は否定「次のクラブがどこになるかは分からない」

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 今後の去就が注目されるジョゼ・モウリーニョ氏は、古巣インテルへの復帰の可能性を否定しつつ、次にどのクラブを率いることになるのか現時点では「分からない」と述べている。

 12月にチェルシー監督を解任されたモウリーニョ氏は、低調な戦いを続けるルイス・ファン・ハール監督の後任としてマンチェスター・ユナイテッド新監督に就任することが濃厚だとの見方が強い。すでに仮契約を結んでいるとの報道もあった。

 一部では、2010年に3冠に導いたインテルに復帰するのではないかという噂もある。モウリーニョ氏は20日にミラノを訪れ、インテルの共同オーナーのマッシモ・モラッティ氏とともにセリエA第26節サンプドリア戦を観戦する予定だ。

 だがモウリーニョ氏は、ミラノ訪問はモラッティ氏との友人関係によるものであり、自身の去就とは無関係だと強調した。イタリア『スタンパ』が同氏のコメントを伝えている。

「2週間前に(モラッティ氏と)会うことを決めた。昼食後はサン・シーロへ向かい、インテルが勝つところを見たいと思う。だが、1つのことは明確にしておきたい。私が来季インテルを率いることはない」

「インテルにはエリック・トヒル(会長)とロベルト・マンチーニ(監督)によるプロジェクトがある。私は全面的に彼らの考えを支持しており、会長と監督の計画が大きな成功の形で完結してほしいと思う」

 ユナイテッド行きの可能性も含めた今後の動きについては明言を避けている。

「私の次のクラブがどこになるのかは本当に分からないが、1つのことは確信している。私はサッカーを愛しており、これまでどおりの情熱と野心を持って復帰するということだ」

「今の時点ではすべての監督たちやすべてのクラブのことを尊重している。私がクラブを探しているのではなく、クラブの方が私を求めている」

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