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モウリーニョの観戦を問題しないマンチーニ 長友については「プレミアへ行くこともできたが…」

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 インテルは20日、セリエA第26節のホームでのサンプドリア戦に臨む。ロベルト・マンチーニ監督は、ジョゼ・モウリーニョ氏が試合を観戦することについて何も気にすることはないと強調している。

 マッシモ・モラッティ共同オーナーの招待を受けて、モラッティ氏は2010年まで率いたクラブの試合を観戦に訪れる。同氏のインテル復帰もあり得るのではないか、あるいは来季のマンチェスター・ユナイテッド監督としてFWマウロ・イカルディを獲得するための視察ではないかなどとの憶測も伝えられた。

 だがモウリーニョ氏自身は、単なるモラッティ氏との友人関係による訪問だと強調している。マンチーニ監督は試合前日の会見で次のように語ったとしてイタリアメディアが伝えた。

「モウリーニョが観客席に?誰だって試合を観戦することはできるよ。モラッティはクラブの30%を保有するオーナーであり、誰を招待するのも自由だ」

 年明け以降のリーグ戦で2勝のみと不振のインテルは、この試合に向けて練習場での合宿を行っていた。指揮官は悪い流れを変えられると自信を見せた。

「この数日間はここで落ち着いて真剣に仕事に取り組むことができた。うまくいったよ。罰だったわけではなく、何かを変えることを模索し、今のネガティブな状況を転換するべきだったんだ」

「サッカーはこういうものだ。ネガティブな時期に投入し抜け出せないこともある。そこから突然5、6試合連続で勝ってすべてが変わるかもしれない」

 1月にマンチェスター・ユナイテッドからのオファーを断って残留したと認めたDF長友佑都の状況についても言及している。

「長友はもう何年もここにいる。1月にはプレミアリーグへ行くこともできたが、彼は残ることを望んだんだ。今は契約延長の交渉を行っているよ」

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