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モウ元監督やロナウド氏が観戦、4試合連続フル出場長友フル出場のインテルが3戦ぶり白星

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[2.21 セリエA第26節 インテル3-1サンプドリア]

 セリエAは21日、第26節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルはホームでサンプドリアと対戦し、3-1で勝利した。右SBで出場した長友は、4試合連続のフル出場を果たしている。

 16年に入り、歯車がかみ合わないインテル。前節のフィオレンティーナ戦では、今季初めて先制した試合で逆転負けを喫するなど、不調を抜け出せずにいる。ホームに迎えたのは下位に低迷するサンプドリア。しっかり叩いて、浮上のきっかけを掴みたいところだった。また、スタンドにはエリック・トヒル会長らとともにモウリーニョ元監督や元ブラジル代表のロナウド氏が姿を現し、古巣の試合を見守った。

 インテルの先制点は前半23分、右サイドからのCKを獲得すると、DFジェイソン・ムリージョが競り勝って流したボールを、ファーでDFダニーロ・ダンブロージオが押し込んで先制。試合の流れを完全に掴む。

 追加点は再びセットプレーから。後半12分、今度は左サイドのCKを獲得すると、MFフェリペ・メロの折り返しをDFミランダが頭で押し込む。今季よりインテルでプレーしているブラジル代表DFが、セリエA初ゴールを決め、リードが2点に広がった。

 後半28分には勝利を決定づける得点が生まれる。相手のパスミスからカウンターのチャンスを作ると、イカルディが抜け出す。ゴール前までドリブルで持ち込むと、左足でシュートを枠内に収めた。マンチェスター・ユナイテッドへの移籍も噂される背番号9が、モウリーニョ氏の目の前でゴールネットを揺らした。

 インテルとしては3戦ぶり勝利を完封で飾りたいところだったが、後半アディショナルタイム2分、ゴール前まで持ち込まれると、FWファビオ・クアリャレッラに右足で豪快に蹴り込まれ、1点を返されてしまう。3発快勝のインテルだが、3戦ぶりの完封ゲームは逃した。


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