[2.21 リーガ・エスパニョーラ第25節 マラガ 1-1 R・マドリー]

　リーガ・エスパニョーラ第25節が21日行われ、マラガのホームに乗り込んだレアル・マドリーは先制しながらも逃げ切れずに1-1で引き分けた。勝ち点1の上積みにとどまったレアルは、首位バルセロナとの勝ち点差を9に広げられた。

　前半19分にマラガが好機を創出する。MFトニ・クロースのコントロールミスを見逃さずにボールを奪ったMFファンピが独走してPA内に進入。だが、シュートはジャストミートせずにGKケイラー・ナバスの手中に収まってしまった。さらに同21分にはファンピのパスからフリーになったMFリカルド・オルタが決定機を迎えるが、シュートは枠を捉え切れずに先制点を奪うには至らない。

　マラガにゴールを脅かされたレアルは前半24分、左サイドから中央に持ち込んだDFマルセロのラストパスからFWヘセ・ロドリゲスが狙うも、好反応を見せたGKイドリスにストップされてしまう。しかし同33分、クロースが蹴り出したFKをFWクリスティアーノ・ロナウドが合わせてネットを揺らしレアルが先制に成功した。

　さらに前半34分にはマルセロとのパス交換でPA内に進入したC・ロナウドがDFウェリグトンのファウルを誘ってPKを獲得。これをC・ロナウド自身が狙うも、ゴール右を狙ったシュートはカメニにストップされて追加点とはいかなかった。

　1-0とレアルがリードしたまま迎えた後半5分、R・オルタのシュート性のクロスがDFナチョ・フェルナンデスのヒザにあたってレアルゴールを襲うも、鋭い反応を見せたK・ナバスが弾き出してネットを揺らすには至らない。だが同21分、左サイドのウェリグトンが送ったラストパスをDFラウール・アルベントサが蹴り込んでマラガが試合を振り出しに戻した。

　後半30分には右サイドからのクロスをFWシャルレスがヘディングで合わせるがK・ナバスに弾き出され、同34分にはMFルカ・モドリッチの鮮やかなスルーパスからC・ロナウドが抜け出すがシュートは枠を捉え切れず。両チームともにその後の好機を生かせずに試合は1-1の引き分けに終わった。

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