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前代未聞の中断劇…退席命じられたレバークーゼン指揮官「説明を求めていた」

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[2.21 ブンデスリーガ第22節 レバークーゼン0-1ドルトムント]

 21日に行われたブンデスリーガ第22節レバークーゼンドルトムントで前代未聞の出来事が起こった。

 後半19分にドルトムントが素早いリスタートから試合を再開させると、最後はFWピエール・エメリク・オーバメヤンがネットを揺らし、先制点を奪った。しかしリスタートの位置がズレていたとして、レバークーゼン側が猛抗議。フェリックス・ツバイヤー主審はロジャー・シュミット監督に退席を命じたものの、指揮官が応じず。そのため主審が試合の中断を宣告し、両チームの選手にピッチを引き上げるように指示すると、自らは真っ先にピッチを離れてしまった。

 独誌『キッカー』によると、退席に応じなかったシュミット監督は、リスタートの位置が約6メートル離れていたとして「ツバイヤー氏からの説明を求めていたんだ」と話しつつ、自らの振る舞いに反省もしている。

「あまりにも長い時間、抗議してしまったのは私の間違いだった。主審は45メートル先から退席を伝えていたようだったけど、私は説明を求めていたんだ」

 ツバイヤー主審はリスタートの位置に関して「カウンターのチャンスでもあるし、3~5メートルは主審の裁量の範囲内」と説明している。


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