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ミラン同僚が本田に賛辞 「彼がいなければもっと難しかった」

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 26日のナポリ戦で1-1と引き分けたミランのDFイグナツィオ・アバーテが、MF本田圭佑の存在がチームの助けになったと述べている。

 ミランはセリエA第26節でナポリと敵地で引き分けた。先制されながらも追いつき、熱狂的なサポーターの後押しがある敵地サン・パオロで、リーグ最多の総得点を誇るナポリの攻撃をしのいでの勝ち点1だ。

 右サイドで本田と“コンビ”を組むアバーテは、試合後に次のように述べている。ミラン専門サイト『milannews.it』が伝えた。

「僕らはチームとして素晴らしい守備だった。(ユライ・)クツカと本田の助けがなければ、もっと難しかっただろうね。僕らは団結したグループで、互いに手を貸しているんだ。でも、浮かれていてはいけない。道のりは長いんだ。もう少し確信を持てれば、今日の試合もやれたかもしれないね」

 アバーテはその自信や精神力が課題とみているようだ。だが、ミランが良い状態だとも述べた。

「僕らには魂がある。でも、まだ改善点はたくさんあるんだ。特に意識や自信の面でね。この試合が自信にならなければいけない。ユヴェントスとナポリは別格だけど、僕らはどこが相手でも競える。誰にも劣っていない。良い流れにある。でも、まだ6位なんだ。屈してはいけない。僕らは正しい道のりにいる」

 チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得も諦めていない。3位フィオレンティーナとは勝ち点8差になったが、アバーテは次のように続けている。

「CL出場ラインとの勝ち点差が大きいことは、隠しても仕方がない。でも、後半戦だけの成績なら、僕らは3位だ。リーグ戦は長い。直接対決もある。後悔していても仕方がない。どこかのチームが勝ち点を落としたときに、僕らは準備を整えていなければ」

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