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名将ベンゲルもお手上げ?ホームで0-2完敗で「バルサが勝ち抜ける可能性が95%だ」

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[2.23 欧州CL決勝T1回戦第1戦 アーセナル0-2バルセロナ]

 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、「バルセロナが勝ち抜ける可能性が95%だ」と、逆転での準々決勝進出は難しいと考えているようだ。クラブ公式サイトが伝えている。

 23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦の第1戦でアーセナルはホームでバルセロナと対戦。後半26分にカウンターからFWリオネル・メッシに先制点を許すと、同38分にはMFマシュー・フラミニのファウルでPKを与えてしまい、これをメッシに決められて0-2で完敗を喫した。

「失望している。この試合に大きなエネルギーを継ぎ込んだからだ。我々のディフェンスは統制が取れていた。しかし、0-0の状況が続いていたのなら、そのままを維持しなければいけないことは分かっていたはずだ。もし最後まで規律を保っていれば、今夜は我々が試合に勝っていたと思う。我々が丁寧にプレーできなかったんだ」

 アーセナルも強力攻撃陣を擁するバルセロナに対してディフェンスを重要視するなど対策は行っていた。しかし、一瞬の気の緩みから集中力を欠き、カウンターから失点するなどバルセロナの戦略にハマってしまった。「我々の失敗は、今夜は彼らを負かすチャンスがあったのに、それを利用できなかったことだ。どんなチームでも負けることはある。バルセロナにとっては今夜の試合がそうだった」とチャンスを逃したことを悔やんだ。

 昨季のヨーロッパ王者、そして世界王者のホームに乗り込む第2戦については、名将と言われるベンゲル監督でも弱音を漏らす。「バルセロナが勝ち抜ける可能性が95%だ。しかし、我々はアウェーに行き、そしてプレーする。我々はアーセナルだ。そこで戦わなければチャンスは“ゼロ”になる。今夜、選手たちが少しの満足感も得ることができなかったことは残念だ。彼らはすべてのエネルギーを注ぎ込んだ」と、今後の試合へ不安を残した。

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