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浦和、ACL白星発進!! 武藤&興梠弾でシドニーFC撃破

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[2.24 ACLグループリーグ第1節 浦和 2-0 シドニーFC 埼玉]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第1節が24日に行われ、浦和レッズシドニーFC(オーストラリア)をホームに迎えた。前半8分にFW武藤雄樹のゴールで先制した浦和は、後半20分にFW興梠慎三が加点して2-0の完封勝利を収めた。白星スタートを切った浦和は3月2日に行われる第2節で浦項スティーラーズ(韓国)とアウェーで対戦する。

 3-4-2-1のシステムを採用する浦和はGKに西川周作、最終ラインは右からDF森脇良太、DF永田充、DF槙野智章、ボランチにMF青木拓矢、MF阿部勇樹を並べ、右アウトサイドにMF関根貴大、左アウトサイドにMF宇賀神友弥、シャドーにMF梅崎司と武藤、1トップにFWズラタンを配置してこの一戦に臨んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤からボールを保持する浦和が前半8分に先制に成功する。右サイドから梅崎がゴール前に送ると、ボールを見送ってGKに預けようとした相手DFの隙を突いた武藤が右足で押し込んでスコアを1-0とした。さらに同16分にはミドルレンジから森脇が放ったシュートがゴールマウスを捉えるが、GKベドラン・ヤンイェトビッチの横っ飛びのセーブに遭ってネットを揺らすには至らなかった。

 前半26分には阿部のパスミスから危機を迎えたものの、MFアンドリュー・フールの放ったシュートを永田がブロックして難を逃れる。その後も浦和がボールを保持する時間こそ長いものの、なかなか決定機を創出できずに1-0のまま前半終了のホイッスルが吹かれた。

 浦和が1点をリードして後半を迎えると、後半8分にシドニーFCにCKを与え、その流れから決定的なシュートを放たれたが、好反応を見せた西川が阻んで同点ゴールを許さない。浦和もシュートまで持ち込む場面を増やしていくが、同13分の森脇の左足シュートは枠を捉え切れず、同15分には関根のスルーパスに反応した梅崎がゴールを脅かすがヤンイェトビッチにストップされた。

 だが後半16分に梅崎に代えて興梠がピッチに送り込まれると、すぐさま点取り屋が結果で応える。同19分にPA内に進入してヤンイェトビッチのファウルを誘ってPKを獲得すると、このPKを興梠自らが沈めてリードを2点差に広げた。2-0とした浦和は同30分、青木に代えて今季加入したDF遠藤航を投入。同32分には遠藤がミドルレンジから枠を捉えるシュートを放ったが、ヤンイェトビッチに阻まれてしまった。

 その後、浦和に追加点こそ生まれなかったものの、後半38分に枠内を捉えたMFミロシュ・ニンコビッチのミドルシュートを西川がきっちり弾き出すなどシドニーFCにも得点を許さずに2-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)

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