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東口好守、G大阪は敵地韓国でスコアレスドロー発進…貴重な勝ち点1

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[2.24 ACLグループG第1節 水原三星0-0G大阪]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第1節2日目が24日に行われた。G組のガンバ大阪は敵地で水原三星(韓国)と対戦し、0-0で引き分けた。第2節は3月2日、ホームでメルボルン・ビクトリー(豪州)と対戦する。

 G大阪は20日に広島と対戦したゼロックススーパー杯(●1-3)から中3日でACL初戦を迎えた。敵地での一戦にFW宇佐美貴史やMFパトリックが先発。しかしゼロックス杯に先発したMF遠藤保仁とFWアデミウソンはベンチからのスタートになった。

 最初の決定機はG大阪だった。前半18分、ロングパスに反応したパトリックがゴール前に抜け出して右足を振り抜く。しかしシュートは惜しくも左ポストを叩いて跳ね返り、先制弾にはならなかった。

 水原も徐々に押し込む。特にMFクォン・チャンフンが立て続けにシュートを蹴り込む。しかし前半23分の左足シュートは枠左。同25分のシュートも右に外れていった。

 スコアレスで折り返したゲームは後半に入っても均衡が崩れない。後半9分にはゴール中央から得意のドリブル突破を見せた宇佐美がシュートまで持ち込むが、ボールは枠を捕えない。同19分には宇佐美に代えて遠藤を送り込むが、空気が変わることはなかった。

 しかし最後まで守備は安定していた。後半27分には突破を許したFWキム・グニに左サイドから強烈シュートを許すが、GK東口順昭が弾き出す。G大阪が誇る守護神が最後の砦となって立ちはだかった。後半アディショナルタイムには水原のシュートがクロスバーを叩く場面もあったが、スコアレスで耐えた。

 昨季のACLは4強で涙をのんだG大阪。アジア王者奪還を誓う今季の初戦は敵地でのスコアレスドロー発進。価値ある勝ち点1を獲得した。


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