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日本勢で唯一の白星スタート! 先制点の浦和FW武藤雄樹「今年こそは全部のタイトルを」

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[2.24 ACLグループH第1節 浦和2-0シドニーFC 埼玉]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場している日本勢は23日に行われた2試合で、FC東京が全北現代(韓国)に1-2で敗れ、J王者の広島は山東魯能(中国)に1-2で逆転負けを喫した。この日も天皇杯王者のG大阪が水原三星(韓国)と敵地でスコアレスドローに終わり、昨シーズンに続いて、日本勢は未勝利スタートになるかと思われた――。

 しかし、シーズン開幕前ということで苦戦を強いられる中、浦和レッズが日本勢の意地を見せた。浦和は前半8分にMF梅崎司のスルーパスがゴール前のFW武藤雄樹へとつながり、幸先よく先制すると、後半20分には自ら獲得したPKをFW興梠慎三がしっかり決め、2-0で快勝。ペトロヴィッチ体制でACL初戦初白星となった。

 プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された武藤は、試合後のテレビインタビューで、「先制点が大事だと思っていました。ディフェンダーも油断していたと思いますが、ボールが僕のところに転がってきたので、しっかり決められて良かったです」と満面の笑み。今季からつける背番号9については、「たくさんの期待があるのは感じていたので、ゴールという結果でこたえたいと思っていた。今日は決められて良かったです」と胸を張った。

 浦和は昨シーズン、J1第1ステージを制したものの結果的には無冠に終わり、悔しいシーズンとなった。「去年の反省をいかしたいと思っていたので、ホームでしっかり勝てたことが本当にうれしく思います」と、今シーズン初戦を白星で飾れたことを喜び、「本当に去年悔しい思いをさせてしまったので、今年こそは全部のタイトルをとれるように頑張りますのでよろしくお願いします」とホーム・埼玉スタジアムに駆け付けたレッズサポーターに呼びかけた。

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