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マドリー、再びポグバをターゲットに ジダン政権の「銀河系」第一号誕生か

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 レアル・マドリーは、再びユベントスMFポール・ポグバの獲得に動き出そうとしているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

 ユベントスでの活躍により、複数クラブの関心を引き付けているとされるポグバ。最近では来季以降ジョゼップ・グアルディオラ監督が指揮を執るマンチェスター・シティからの興味が大きく取りざたされている。

 多くのクラブが欧州で輝きを放つフランス代表MFの動向を注視しているが、先にジネディーヌ・ジダン監督を指揮官に就任させたマドリーも例外ではない。ジダン監督は就任以降の8試合(計720分)でMFルカ・モドリッチ(692分)、MFトニ・クロース(699分)をほぼフル稼働させている。そのため、チームを改善するためには中盤を強化する必要があると考えているようだ。

 今夏にもポグバ獲得に動きを見せていたマドリーだが、1億2000万ユーロと言われた高額な移籍金に加え、ラファエル・ベニテス前監督がポグバ加入をそれほど強く望んでいなかったため、獲得を見送っていた。その間バルセロナが同選手獲得に興味を示したものの、最終的にはアトレティコ・マドリーからMFアルダ・トゥランを引き入れ、ポグバは補強リストから外されたとされる。

 現在移籍金8000万ユーロ程度に下がったと見られているポグバの獲得に、マドリーは再び動こうとしている。そのマドリーの障害となり得るのが、ミーノ・ライオラ代理人の存在だ。ライオラ代理人は以前マドリーについて「タオルを買うのと同じように選手を買ってきて、その後もタオルと同じように捨ててしまう」と話し、自身の抱える選手のマドリー移籍に否定的な見解を示していた。だが同代理人がグアルディオラ監督と良好な関係を築いているとも言えず、シティとの競合の上ではマドリーが不利になることはないと見られている。

 ユベントスはポグバの放出を望んでいない。一方、ポグバ自身は年俸アップやより多くのタイトル獲得を求めて移籍を検討し始めているとされる。ジダン監督の下、ポグバが新たに「銀河系軍団」の一員となり、スペインのクラブでトロフィーを掲げる日は訪れるのだろうか。

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