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今季稼働率44%のベイル、レアルも我慢の限界? 今夏放出も

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 レアル・マドリーが度重なる負傷をしているMFガレス・ベイルに我慢の限界を感じているようだ。今季の稼働率が44%のウェールズ代表を今夏に放出する可能性が出てきたという。スペイン『アス』が伝えている。

 ベイルは1月17日のスポルティング・ヒホン戦で右足ヒラメ筋を負傷。現在も復帰の見通しが立っていない。昨年10月にはレアル加入後、5度目となる左足ヒラメ筋の負傷で離脱していたベイル。復帰後に10戦11発と活躍するなか、今度は逆足のふくらはぎを痛めて離脱している。

 レアルへ加入後は実に11度も負傷を繰り返しているMFは、通算13590分中でわずか8620分にしか出場できておらず、稼働率としては63%になるという。今季に限ってみると稼働率は44%へ減少し、2880分中の1265分しか出場していない。

 トッテナムから1億70万ユーロ(約124億3000万円)で加入し、さらに1800万ユーロ(約22億2200万円)の給与を得ているため、1試合あたり75万ユーロ(約9300万)のコストがかかっているなか、半数以上の試合で戦力となれていない状況なのだ。

 また今夏の放出を後押ししている一つの事実として、レアルの結果がベイルの出場の有無に左右されていない現実がある。ベイル抜きで負けた試合は2014年5月11日のセルタ戦(0-2)のわずか1試合だけだという。

 なお、今月13日のビルバオ戦で復帰するともいわれていたベイルだが、現時点での復帰時期は不透明。27日に控えるA・マドリーとのダービー戦も欠場が濃厚と見られている。

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