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「どれだけ重要な存在か…」MOM選出の清武、連敗止める救世主に

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[2.27 ブンデスリーガ第23節 シュツットガルト1-2ハノーファー]

 ブンデスリーガは27日、第23節2日目を行い、ハノーファーは敵地でシュツットガルトと対戦し、2-1の逆転勝利をおさめた。FKから全得点を演出したMF清武弘嗣はブンデスリーガ公式サイトのマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれ、ドイツメディアからも高評価を受けた。

 清武、MF山口蛍、DF酒井宏樹の日本人3選手が初めて同時先発した一戦。故障から復帰2戦目で約4か月ぶりの先発となった清武は0-1の前半32分、右45度の位置からFKでDFクリスティアン・シュルツの同点ヘッドをアシスト。今季5アシスト目を記録すると、後半38分には再びFKからシュルツの決勝点を演出した。

 ブンデスリーガ公式サイトは清武をMOMに選出し、「4か月ぶりのスタメンで、ハノーファーにとって彼がどれだけ重要な存在であるかを再び証明してみせた」と絶賛。「日本人選手はFKで2得点をもたらし、チームが放った枠内シュート12本のうち7本に関わった。パス成功率も80%を超え、1対1でも57%の勝率を誇った」と指摘している。

 連敗を8でストップし、昨年11月28日のインゴルシュタット戦(4-0)以来、9試合ぶりとなる白星を飾ったハノーファー。復帰2戦目の清武がその救世主となった。ドイツ紙『ビルト』は2得点のシュルツ、好セーブを連発したGKロン・ロバート・ツィーラーに最高の1点を付け、清武にも2人に次ぐ2点の高評価。なお、山口は3点、酒井は4点だった(ドイツメディアの採点方式は1~6で評価され、1が最高点、6が最低点)。

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