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豪州王者とドローも悔しさを隠し切れないG大阪MF遠藤「非常に残念な結果」

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[3.2 ACLグループリーグ第2節 G大阪1-1メルボルン・ビクトリー]

 ダイビングヘッドで同点ゴールを叩き込んだガンバ大阪のMF遠藤保仁だったが、オーストラリア王者のメルボルン・ビクトリーと1-1の引き分けに終わり、笑顔はなかった。

 市立吹田サッカースタジアムで初のAFCチャンピオンズリーグ開催となったG大阪だったが、開始3分にセットプレーからクリアしきれずに先制点を許した。遠藤は、「自分たちのミスからでしたし、セットプレーは警戒していた。その中での早い時間帯での失点だったので、もう少し集中力をもってゲームに入らなければならない」と反省を口にした。

 それでも徐々に攻勢を強めると、1点ビハインドで迎えた後半12分にショートコーナーの流れからFW宇佐美貴史が上げたクロスをPA内右でフリーで待っていた遠藤がダイビングヘッド。終了間際にもFWパトリックに決定機が訪れたが決めきれず、1-1のまま試合を終えた。

「もちろん同点に追いつけたというのは良かったことかもしれないが、ホームで勝ち点3を最低限でも取りたかったので、非常に残念な結果。もちろん、先につなげるためにも(勝ち点)1を加えられたことは前向きにとらえていきたいと思うが、首位のチームだったので勝ち点3を取りたかったという思いの方が強い」

 試合後のインタビューで唇を噛んだ遠藤。次節はJリーグ2試合を挟んで、15日に敵地で上海上港(中国)と対戦する。「リーグ戦も挟みますけど、しっかりとACL、まずはグループリーグを勝ち抜くためにも大事な試合が続くのでいいコンディションをできる限り保って、勝ちを多く積んで次に進みたい」と前を向いた。

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