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死闘演じたチームを称えるマンチーニ「インテルは決勝進出に値した」

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 インテルは2日、コッパ・イタリア準決勝セカンドレグでユベントスから3ゴールを奪ったが、PK戦の末に決勝への切符を逃した。ロベルト・マンチーニ監督は試合後、選手たちを称賛し、インテルはファイナルの舞台に値したと述べている。

 敵地でのファーストレグで0-3と敗れていたインテルだが、MFマルセロ・ブロゾビッチの2得点やMFイバン・ペリシッチのゴールで2試合合計3-3と追いついた。

 だが、延長戦を経て迎えたPK戦、インテルはFWロドリゴ・パラシオが失敗し、5人全員が成功させたユベントスに2年連続決勝進出を許すことになった。それでも、マンチーニ監督は試合後、次のように述べている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「美しい試合だった。選手たちを称えたい。決勝進出に値した。リーグ戦で少なくとも3位に入るために、この試合が自信と力につながることを願っている。我々は18節を終えて首位だったんだ。それから多くの勝ち点を失った。この試合で力を取り戻し、3位にたどり着きたい。我々はとても不運だったんだ」

「我々は仕事を続けなければいけない。週末の試合と違ってこういうゲームができたのはなぜか? この間の試合は完全に拮抗していた。(ダニーロ・)ダンブロージオのアクシデントで変わったんだ。敗北には値しなかった」

 セリエAでの不振で批判を浴びていたインテルだけに、マンチーニ監督はこの一戦で流れを変えたいと思っているようだ。そのためにも、今後の試合が重要だと強調している。

「とにかく、次のパレルモ戦のことを考えよう。非常に重要な試合だ。その次もホームでのボローニャ戦がある。ここで連勝できれば、またどうなるか分からない」

 なお、前半終盤に頭部の負傷で交代し、病院に向かったMFジェフリー・コンドグビアについて、マンチーニ監督は「検査を受けているが、深刻なことはないようだ」と明かしている。

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