2日、元イングランド代表のアダム・ジョンソンが未成年との淫行で有罪判決となった。最長10年の禁固刑となる可能性がある。イギリス『BBC』が報じた。

　当時15歳の少女との性的行為で逮捕され、サンダーランドから解雇されたジョンソンは、性的な目的で少女を誘った罪を認めていたが、さらに2つの罪については否認していた。

　だが、2日の裁判で、2つの罪のうち一つで無罪になったものの、もう一つの罪については陪審員が10対2で有罪と判断。ジョンソンは一度保釈されるが、4年から10年の禁固になる可能性があり、判事が次のように述べている。

「懲役となる非常に高い可能性があることを理解しなければならない。娘にお別れを言うことはできる。有罪判決は、しばらく彼女に会えないことを意味する」

　ジョンソンは裁判で、少女とキスをしたことをサンダーランドに認めたと話しているが、有罪判決後に出された声明で、サンダーランドはこれを否定している。

　一方、少女は声明で、アイドルだったジョンソンと初めて会ったときは「現実じゃないみたい」に感じたが、現在は「辱められた」と感じていると明かし、次のように述べている。

「彼が無罪を主張したとき、私は大変な中傷を浴びせられ、うそつきにされた。彼の車であったことは、私の人生をめちゃくちゃにした。私に関することを決めつけた人たちがおり、それはつらいことだった。彼が有罪になったことは、私が真実を言っていたことを示している」

---

●プレミアリーグ2015-16特集