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躍進レスターは経営面も好調 昨季はクラブ史上最高収益を記録

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 好調なのはピッチ上だけではない。レスター・シティは2014-15シーズンの決算報告を行い、クラブが過去最高の収益を記録したと発表した。

 日本代表FW岡崎慎司も所属するレスターはプレミアリーグで躍進を続けており、3月を迎えてもまだ失速する様子はない。プレミアリーグ残り10試合となった時点で首位を守り、奇跡のタイトル獲得に向けて前進を続けている状況だ。

 その躍進に先立つ昨シーズンの時点で、すでにクラブは経営面では過去最高の業績を残していた。2014-15シーズンには、その前年に記録した2080万ポンドの赤字から黒字に転換し、過去最高となる2640万ポンド(約42億3千万円)の税引前利益を記録したとのことだ。

 10年ぶりとなったプレミアリーグ復帰が好調な業績の大きな要因となったことは間違いない。平均観客数は前年より約6千人増加して3万1693人(収容率98.5%)となり、入場料収入は前年の約1.5倍、総収入は前年の3倍以上の1億440万ポンド(約167億円)に上った。

 今季の好調が経営面にも反映されれば、今年度の業績はさらに伸びることが十分に期待できるかもしれない。強豪の一角として上位に定着するというクラブの長期的な野心を実現していくことができるだろうか。

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