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ローマがフィオレンティーナとの上位対決制し7連勝! CLレアル戦へ弾み

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[3.4 セリエA第28節 ローマ4-1フィオレンティーナ]

 セリエAは4日に第28節を行った。3位ローマはホームで4位フィオレンティーナと対戦し、4-1で快勝した。ローマはこれで7連勝。一方のフィオレンティーナは1月17日の第20節ミラン戦以来、8試合ぶりの黒星を喫した。

 試合は前半22分に動く。スルーパスで右サイドを抜け出したMFモハメド・サラーがPA内右から折り返したボールをFWステファン・エル・シャーラウィが左足で押し込み、ローマが先制。さらに25分には右から切れ込んだサラーがMFディエゴ・ペロッティとのワンツーから左足を振り抜く。これが相手DFに当たってループシュートのような形となり、ゴールネットに吸い込まれ、リードを広げた。

 勢いが止まらないローマは前半38分にも追加点を挙げる。GKボイチェフ・シュチェスニーのゴールキックをDFリュカ・ディーニュが胸でつないでエル・シャーラウィが左サイドを独走。味方の上りを確認してエル・シャーラウィが右足アウトサイドの絶妙パスを送り、ペロッティが左足で押し込んで、3-0とする。前半終了間際にはディーニュがFWクリスティアン・テージョをPA内で倒してしまい、PKを献上。MFヨシップ・イリチッチに落ち着いて決められ、3-1で前半を折り返す。

 2点差とされたローマは後半13分、MFミラレム・ピャニッチの浮き球パスで裏を取ったサラーがPA内右から左足シュート。GKチプリアン・タタルシャヌの股下を抜けてゴールに吸い込まれ、再びリードを3点に広げる。31分にはエル・シャーラウィに代えてFWフランチェスコ・トッティを投入。トッティが1月30日の第22節以来、6試合ぶりの出場を果たしたローマがそのまま逃げ切り、4-1で上位対決を制し、8日の欧州CLのレアル・マドリー戦に弾みをつけた。

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