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J1でのゴールはなんと11年ぶり…川崎F森本「負けなかったのが大きい」

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[3.5 J1第1ステージ第2節 川崎F 4-4 湘南 等々力]

 実に11年ぶりのJ1リーグでの得点になった。今季から川崎フロンターレに加入したFW森本貴幸は後半開始からピッチに送り込まれると、積極的にゴールを狙った。

 まずは後半9分に好機を迎える。だが、左サイドからDF車屋紳太郎が送ったクロスにダイビングヘッドで飛び込んだものの、シュートはジャストミートせず。さらに3-4と1点のリードを奪われて迎えた同43分にはMF中野嘉大のラストパスからゴール前に進入して左足で狙ったが、GK村山智彦の好セーブに阻まれてしまった。

 しかし、後半アディショナルタイムに値千金の同点ゴールを叩き込む。左サイドから車屋が送ったクロスはファーサイドのFW小林悠へ。「悠くんが絶対に折り返してくれると思った」とゴール前に走り込んだ森本は、小林がヘッドで折り返したボールをヘッドで押し込んだ。スコアを4-4としてチームに勝ち点1をもたらし、「負けなかったのが一番大きい」と安堵の表情を見せている。

 森本にとって、J1でのゴールは05年10月22日第28節FC東京以来、実に11年ぶり。本人は移籍後初ゴールに「走っているところに来たので決められて良かったし、フロンターレの1ゴール目を決められて個人的にうれしかった」と語ると、「コンディションを上げて、しっかり準備をしていきたい」とさらなるゴール量産を狙う。

(取材・文 折戸岳彦)
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