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21本目の芸術FK…J1記録更新の俊輔「強めに蹴ったのが良かった」

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[3.5 J1第1ステージ第2節 福岡1-1横浜FM レベスタ]

 横浜F・マリノスのMF中村俊輔がJ1通算21本目の直接FKを沈め、自身の持つ記録を更新した。

 インフルエンザのため仙台との開幕戦(0-1)を欠場した中村はこの日が今季初出場初先発。前半6分に先制を許す展開となり、試合後のインタビューでは「失点が早すぎて、向こうが逆にブロックを敷いて引いてきた」と振り返った。

「焦れないで攻めていこうというのはあったけど、そこから崩せない、迫力がないのが課題」。引いて守る相手をこじ開けられず、0-1のまま試合は推移。その中で後半37分、俊輔の左足がチームの窮地を救った。

 右45度の位置でFKを獲得。中村が左足で直接狙ったキックは4枚の壁を越えてゴール右上隅へ吸い込まれた。芸術的なFK弾について俊輔は「練習では合っていなかった」と、キックの感覚はあまり良くなかったという。

 それでも「芝も硬いし、足首が入らないので、強めに蹴ったのが良かったと思う」と、試合の中で微調整し、見事に適応。自身の持つJ1記録を更新する通算21点目の直接FK弾が貴重な同点弾となり、チームに今季初ゴール&初勝ち点をもたらした。

●[J1]第1ステージ第2節1日目 スコア速報

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