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ラニエリ:「ビッグクラブがCLを逃しても小クラブを責めるべきではない」

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 レスター・シティクラウディオ・ラニエリ監督は、ビッグクラブがリーグ成績にかかわらず出場権を保証されるという「ヨーロピアン・スーパーリーグ」の案に反対し、フェアな競争が行われることが重要だと主張している。

 今季プレミアリーグで予想外の躍進を見せているレスターは、10試合を残した時点で首位を守っており、4位との差は10ポイント。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の可能性は高まりつつある。

 だが一方で、出場権をビッグクラブに限定する大会を生み出そうという動きもある。最近ではアーセナルチェルシーリバプールマンチェスター・シティマンチェスター・ユナイテッドの5クラブの代表者がその可能性について会談を行ったという。

 もしスーパーリーグが設立されれば、今季のレスターのようなクラブの躍進も、欧州の頂点を目指す戦いへの出場にはつながらないかもしれない。ラニエリ監督がこの案について次のように語ったとしてイギリスメディアが伝えている。

「より大きなクラブが、確実に収入を得られるようにしたい、CLのない1年間を過ごしたくはないと望むのは理解できる。だがこれはスポーツなんだ」

「何かおかしなことが起こったとしても、小さなチームを責めるべきではない。自分たちを責めるべきだ。なぜレスターのような小さなチームが彼らより良かったかと疑問を持つべきなんだ」

 リーグ成績により欧州カップ出場を逃したのであれば、フェアな戦いの結果として受け入れるべきだとラニエリ監督は強調する。

「競争が激しいのは良いことだ。CLに出場するためには、それにふさわしくなければならない。ある1年にそれが達成できなかったとすれば、何かを違う形にしたいと思うだろうか?それは正しくないと思う」

「怖がっているということだ。強くないということだ。金を失うことを怖がっているんだ。スポーツのために良くないことだよ」

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