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[MOM1717]前橋商MF金枝晃平(2年)_「この状況を変えたい」攻守に奮闘したMFが決勝アシスト

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.5 アンブロGACH1-TR【ガチトレ】キャンプ 前橋商高 1-0 北海道大谷室蘭高 東京ガス武蔵野苑多目的グラウンド]

 前橋商高のサイド攻撃、ディフェンス面でも奮闘していたMFが決勝点をアシストした。0-0の後半22分、「自分がこの状況を変えたいと思ってやっていました」というMF金枝晃平(2年)はスピードを活かして右サイドのスペースへと抜け出すと、DFを引きつけてタイミングよく中央へラストパス。これをMF櫻井優希(1年)が豪快な右足シュートでゴールへ叩き込んだ。

「自分の一番の武器は個人で動くのではなくて味方と連動してクロス、シュートまでいくこと」というアタッカー。球際の攻防で強さを発揮していた一方、献身的なフリーランニングで動きで味方にスペースをつくり出した。その繰り返しの動きで決勝点を演出したMFは身体を張った攻守でもチームに貢献。そして、この日午後のFC東京U-18戦ではチームを勇気づけるゴールを決めるなど、存在感を発揮した。

 フットボールと「ガチ」で向き合うユース年代のプレーヤーたちが、自身とチームの成長を目指す「アンブロGACH1-TR【ガチトレ】キャンプ」。金枝は「サッカーを通して学べることがたくさんある。サッカーだけじゃなくて一生生きていく中で役に立つことがあると思う」という思いを持ってサッカーに取り組んでいる。

 筋力トレーニングに精力的に取り組んで入学当初から体重を4kg増加。努力の成果を最終学年で発揮することを目指す今年、金枝は「(各大会)チャレンジャーとして、初戦から一つひとつ集中して勝っていきたい」と意気込んだ。
 
(取材・文 吉田太郎)

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