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[デンチャレ]PK戦制した北海道・東北選抜が3位、全日本は2点ビハインドからの3発で関東B撃破

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 第30回デンソーカップチャレンジ宮崎大会の最終日が6日に宮崎県宮崎市内で行われた。同時刻開催となった順位決定戦では3位決定戦を制した北海道・東北選抜が3位入賞。5位・6位決定戦では全日本大学選抜が勝利し、7・8位決定戦は東海・北信越選抜が今大会初白星を挙げた。

 3位決定戦では北海道・東北選抜と九州選抜が対戦。前半は九州選抜が押し込むもゴールは生まれずに0-0で前半を折り返す。後半立ち上がりは北海道・東北選抜が立て続けにチャンスを迎えるも決めきれない。

 後半終了間際の42分には、北海道・東北選抜のFW宮澤弘(仙台大2年=柏U-18)が2枚目の警告を受けて退場。数的有利になった九州選抜だが、クロスを入れての好機も決めきれず。0-0で90分間を終え、PK戦へもつれ込んだ。

 PK戦では北海道・東北選抜のGK相馬修平(富士大3年=青森山田高)が2本を止める活躍。PK4-3で勝利した北海道・東北選抜が3位入賞を果たしている。

 5・6位決定戦では関東選抜Bが2点を先取するも、前半終了間際のアディショナルタイム3分にFW山口一真(阪南大2年=山梨学院付高)の一撃で全日本が1点を返し、2-1で前半を終える。すると後半19分には全日本がFWジャーメイン良(流通経済大2年=流通経済大柏高)のゴールで試合を振り出しに戻した。

 その後はなかなかスコアは動かなかったが、後半35分にMF手塚朋克(慶應義塾大2年=静岡学園高)が自ら獲得したPKを決め、全日本が逆転に成功。そのまま逃げ切り、3-2で勝利した。

 なお、7・8位決定戦では東海・北信越選抜が中国・四国選抜に2-0で勝利した。FW知念慶(愛知学院大3年=知念高)が前半6分に先制点を挙げ、後半41分にはMF武田拓真(東海学園大2年=中央学院高)が追加点。2発完勝を飾った。

 この後の13時から決勝戦は行われ、関東選抜Aと関西選抜が戦う。

結果は以下のとおり

▽3月6日
【7・8位決定戦】
[KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園第3競技場]
東海・北信越選抜 2-0 中国・四国選抜
[東]知念慶(6分)、武田拓真(86分)

【5・6位決定戦】
[KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園ラグビー場]
全日本大学選抜 3-2 関東選抜B
[全]永戸勝也2(2分、16分)
[関]山口一真(45分+3)、ジャーメイン良(64分)手塚朋克(80分)

【3・4位決定戦】
[KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園陸上競技場]
北海道・東北選抜 0-0(PK4-3) 九州選抜

(取材・文 片岡涼)
●第30回デンソーカップチャレンジ宮崎大会特集

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