beacon

悪い“予言”が的中…V遠のいたベンゲルは主審批判「彼らも会見で質問を受けるべき」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3.5 プレミアリーグ第29節 トッテナム2-2アーセナル]

 プレミアリーグは5日、第29節を行い、2位トッテナムと3位アーセナルによるノースロンドンダービーは2-2の引き分けに終わった。アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は試合後の記者会見で「アーセナルはまだ優勝争いに生き残っているか」を聞かれ、「それについてはどうコメントしていいか分からない」と応じた。

 クラブの公式サイトによると、「どのチームも勝ち点を落とす可能性がある。週末の結果を見てみよう」と話したベンゲル監督だが、この試合のあとに首位レスター・シティがワトフォードに1-0で勝利。勝ち点差は「8」に開いた。会見では「レスターはワトフォードで試合を行うが、もし勝利すれば、さらに強いポジションに立つだろう」とも述べていたが、悪い“予言”は的中してしまった。

 前半39分にMFアーロン・ラムジーのゴールで先制したアーセナルだが、後半10分にMFフランシス・コクランが2枚目の警告で退場。数的不利に立たされると、後半15分、17分と連続失点を喫し、逆転を許した。それでも後半31分、FWアレクシス・サンチェスのゴールで2-2の引き分けに持ち込んでいる。

 ベンゲル監督は「11人対11人であれば結果は違ったと思うので、そのことは残念だ。ただ、1-2と逆転されたあとも、そのまま負けることは受け入れられなかった」と、選手の姿勢を称賛。そのうえで、2-2となってからFWオリビエ・ジルに対するファウルでトッテナムDFエリック・ダイアーにイエローカードが提示されなかったことに疑問を投げかけた。

 すでに警告を受けていたダイアーはこのプレーでイエローカードを受ければ退場となっていた。主審の判定について聞かれた指揮官は「私には分からない。レフェリーも試合後に会見場に入らなければいけないと思う。我々が質問されるように、彼らも質問を受けるべきだ」と不満を隠さなかった。

●プレミアリーグ2015-16特集

TOP