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18歳初瀬がデビュー戦で決勝アシスト!G大阪が今季公式戦5戦目で待望初勝利

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[3.6 J1第1ステージ第2節 甲府0-1G大阪 中銀スタ]

 ガンバ大阪が今季公式戦5試合目で待望の初勝利を挙げた。アウェーでヴァンフォーレ甲府と対戦し、1-0で勝利。甲府はホーム開幕戦を落とし、J1初の開幕2連勝とはならなかった。

 富士ゼロックススーパー杯、ACLを含めて今季公式戦4試合未勝利(2分2敗)と不振が続くG大阪。4試合でわずか2得点の攻撃陣の奮起が待たれる中、先発に抜擢された18歳のルーキーが大仕事をやってのけた。

 今季、G大阪ユースからトップチームに昇格したDF初瀬亮が左サイドバックで先発デビュー。前半36分、MF遠藤保仁が左サイドに展開すると、オーバーラップしてきた初瀬が早いタイミングで正確なアーリークロスを送り、FW長沢駿がヘディングで叩き付けた。

 長沢の今季初ゴールが先制点。18歳の高卒ルーキーがプロデビュー戦でいきなりアシストを記録した。今シーズン初めて先制したG大阪は前半42分、FW宇佐美貴史が高い位置でボールを奪い、GKと1対1に持ち込んだが、右足のシュートはGK河田晃兵の好セーブに遭い、追加点を奪えなかった。

 1点リードで折り返した後半はリスクを冒さず、試合は淡々と流れる。攻撃の糸口をつかみたい甲府は後半16分にMF福田健介とFW田中佑昌を同時投入。同32分にはFWニウソンに代わって18歳のFW森晃太がピッチに入る。名古屋U18から今季入団した高卒ルーキーがプロデビューを果たした。

 一方のG大阪も後半34分、長沢を下げ、関西学院大から入団し、これがプロデビューとなる大卒ルーキーのFW呉屋大翔を投入。同43分には宇佐美の左CKに呉屋が頭で合わせる決定機もあったが、ゴール右へ。試合を決定づける2点目を決めることはできなかったが、そのまま1-0で逃げ切り、今季初勝利を飾った。

●[J1]第1ステージ第2節2日目 スコア速報

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