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札幌FW都倉が初ハット!!19歳進藤の“足裏パス”に「スーパーな落とし」と感謝

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[3.6 J2第2節 岐阜0-4札幌 長良川]

 北海道コンサドーレ札幌のFW都倉賢が自身初となるハットトリックを達成し、チームを4-0の大勝に導いた。札幌は今季初勝利。岐阜は群馬との開幕戦に続く連敗で、2戦連続0-4の大敗となった。

 札幌は前半22分、MF宮澤裕樹のシュートをGKが弾いたところに都倉が詰め、右足で先制点。同35分にはMF石井謙伍のミドルシュートがPA内でDF田代雅也の右手に当たり、ハンドの反則。この日がプロデビュー戦だった大卒ルーキーが痛恨のPK献上となり、都倉が2点目を奪った。

 さらに前半41分、自陣深い位置でボールを奪った都倉が長い距離をドリブルで駆け上がり、カウンターに出る。一気に相手陣内まで持ち込んだ都倉は左サイドに開いたFWジュリーニョに展開。ジュリーニョが右足でクロスを上げると、ファーサイドで待ち構えていたDF進藤亮佑はバランスを崩してしまったが、後方に倒れ込みながらも右足の裏で中央に落とし、都倉が振り向きざまの左足ボレーを叩き込んだ。

 前半43分にもオウンゴールで加点した札幌は前半だけで4-0と大量リードを奪い、後半の岐阜の反撃も完封。試合後のヒーローインタビューで都倉は「常にハットトリックをしたいなとは思っていたけど、こういうタイミングでできるとは思っていなかったので素直にうれしい」と、自身初のハットトリックを喜び、3点目のアシストについては「進藤がスーパーな落としをしてくれた」と、足裏でのアクロバティックなラストパスに感謝していた。

●[J2]第2節 スコア速報

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