beacon

ルイス・エンリケ「メッシは2位に10点差を付けて得点王になれる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 バルセロナは6日のリーガ・エスパニョーラ第28節でエイバルと対戦する。敵地での一戦を前に記者会見に出席したルイス・エンリケ監督は「エイバルは今季の喜ばしいサプライズの一つだ。ダイレクトサッカーを行い、高い位置でプレスをかけ、最も良い守備をするチームの一つ」と指摘。そのうえで「ホームでは最も危険なチームの一つだ」と警戒した。

 2位に勝ち点8差をつけ、2連覇に突き進んでいるバルセロナだが、得点ランキング3位タイに位置しているFWリオネル・メッシについても指揮官は「得点王になれる」と太鼓判を押した。

 前節終了時点で19得点のメッシはFWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)と並んで得点ランク3位タイ。チームメイトのFWルイス・スアレスが25得点で首位に立っていたが、5日のセルタ戦(7-1)で4ゴールを量産したFWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー)が通算27ゴールにまで伸ばし、暫定首位に浮上した。

 暫定でC・ロナウドに8点差を付けられているメッシだが、ルイス・エンリケ監督は「メッシは2位に10点以上の差を付けて得点王になれる」と語った。メッシはシーズン当初、負傷により約2か月間の戦線離脱を余儀なくされた。メッシは22試合出場(うち先発20試合)で19得点。C・ロナウドは全28試合に先発し、27得点。先発1試合あたりのゴール数にはほとんど差がない。

「最も大事なのは、彼がチームのために何かを達成しようと集中していることであり、それは他のチームメイトも同じだ。チームのために何かを達成することが、個人タイトルにも良い方向に動くことを選手たちは分かっているんだ」。選手がチームの勝利、そして優勝のためにプレーしていくことが、結果としてメッシ自身の3シーズンぶりの得点王にもつながると考えているようだ。

●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集

TOP