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CL出場を諦めないマンチーニ「このまま続ければまだ希望がある」

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 インテルは6日、セリエA第28節でパレルモにホームで3-1と勝利した。ロベルト・マンチーニ監督は、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を諦めていないと述べている。

 ミッドウィークのコッパ・イタリア準決勝セカンドレグでユベントスと死闘を演じ、PK戦の末に敗退したものの称賛されたインテルは、セリエAでも再び白星を取り戻した。CL出場ラインの3位ローマとは勝ち点5差だ。

 マンチーニ監督は試合後、次のように述べている。イタリアメディアが伝えた。

「(ユーベと)120分間戦ったところだから、少し疲労があるのは仕方がない。失点場面でのミスについても同じだ。ただ、前半のうちに3点目を決めて勝負をつけることもできたはずだね。ここ2試合は良いゲームができた。このまま続けなければいけない」

「3位? 試合はたくさんある。数試合で順位が変わることもあり得るだろう。自分たち次第だ。時間はある。こういうパフォーマンスであれば、まだ希望はあるよ。(19日の)ローマ戦が決定的な試合? 重要ではあるが、試合はたくさんある。ほかにも直接対決がたくさんあるんだ」

 マンチーニ監督はMFアデム・リャイッチに苦言を呈した。選手を高く評価しつつも、姿勢が好ましくないときがあると指摘している。

「選手としての彼を私がすごく評価しているのは、リャイッチも知っている。ただ、彼はたまに少しこういう時期があるんだ。しかるべき練習をせず、試合を通じて集中を保つことができない。彼は自分に与えられた本来の才能を常に生かさなければいけないよ。素晴らしい才能があり、なんでもできるのだが、常に集中することを学ぶ必要がある」

 一方で、MFイバン・ペリシッチとMFジェフリー・コンドグビアには賛辞を寄せている。

「ペリシッチはイタリアのサッカーをより理解するようになってきたんだ。ここではドイツのようなスペースがないからね。彼とコンドグビアにはとても素晴らしい未来がある。うれしいよ」


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