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五輪消滅のなでしこにU-23手倉森監督「勝って当たり前の難しさある」

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 U-23日本代表の手倉森誠監督が7日、同日から千葉県内で始まった日本代表候補合宿を視察し、日本女子代表(なでしこジャパン)のリオデジャネイロ五輪出場の可能性が消滅したことについて「残念です」と述べた。

 男子の五輪代表は1月にカタールで開催されたAFC U-23選手権で優勝し、リオ五輪出場権を獲得した。前回のロンドン五輪では男子が44年ぶりのベスト4進出を果たし、女子も五輪で初のメダルとなる銀メダルを獲得。男女ともに大きな結果を残したが、リオ五輪には男子のみが出場することが決まった。

 予選が始まる前は女子よりも、むしろ男子のほうが苦戦を予想されていた。この日、報道陣の取材に応じた手倉森監督は「我々は前評判が低かった分、やりやすい部分もあった。(女子は)勝って当たり前と思われている難しさもあったのではないか」と、なでしこジャパンを率いる佐々木則夫監督の胸中を思い遣った。

(取材・文 西山紘平)
●リオ五輪女子アジア最終予選特設ページ

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