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マンチーニ、代表監督就任を否定 「今はない」

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 インテルロベルト・マンチーニ監督は、少なくとも現時点でイタリア代表を率いることを考えていないようだ。

 イタリア代表のアントニオ・コンテ監督は、EURO2016後に退任するとみられている。来季からチェルシーを率いることが濃厚と言われている。そのコンテ監督の後任候補の一人とされるのが、インテルマンチェスター・シティでタイトルを獲得してきたマンチーニ監督だ。

 だが、マンチーニ監督は7日、次のように述べている。イタリアメディアが伝えた。

「今はないと思う。将来は、どんなことも可能だ。代表監督候補と言われるのは、いつだって名誉なことだよ。誰にでもあることじゃないからね」

 インテルは6日のセリエA第28節でパレルモに3-1と勝利した。チャンピオンズリーグ(CL)出場ラインの3位ローマとは勝ち点5差だ。マンチーニ監督はCL出場権獲得を諦めていない。

「スクデットは最後までユベントスとナポリが争うだろう。CL出場権は、ローマ、フィオレンティーナ、インテルの争いだ。インテルがまだいるのは、序盤にうまくやったからだ。どのチームにも浮き沈みがある。だが、我々が再び序盤戦のように歩み始めることができたことを願っているよ。重圧につぶされてはいけない。全力を尽くす必要がある。我々には目標を達成できるだけの力がある」

「(前半戦で)我々の優勝もあり得ると思わせたかもしれないが、少なくとも4チームがウチよりも戦力を整えていた。ただ、だからといって我々が3位に入れないということじゃない。あと10試合残っているんだ。3位フィニッシュできれば、素晴らしいシーズンとなる。勝ち点5差はそう大きくない。もうすぐローマとの直接対決もある」

 ローマと勝ち点9差となったミランは、CL出場権争いから脱落したとみているようだ。

「ミラン? CLを狙うには、少し遅れていると思う。彼らはゆっくり成長し、良くなっているところだ。近年の彼らは偉大な選手たちを失った。少し時間が必要なのさ」

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