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“奇跡”のCL8強入りを信じるゲント指揮官「先制すれば勝負はどう転ぶかわからない」

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 ゲント(ベルギー)は8日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦でボルフスブルク(ドイツ)と敵地で対戦する。ホームで3失点を喫し、2-3で敗れたゲントだが、ハイン・ファンハーゼブロウク監督は奇跡の逆転突破を信じている。『UEFA.com』が伝えている。

 2月17日にホームで行われた第1戦では後半15分までにまさかの3失点。勝負は決まったかに思われたが、後半35分にMFスベン・クムスが1点を返すと、同44分には途中出場のMFカリファ・クリバリーがヘディングシュートを流し込んだ。同点に追いつくことはできなかったが、ラスト10分の猛攻で2-3と追い上げたゲント。0-3から2点を返す反攻を見せ、敵地での第2戦に望みをつないだ。

 ゲント指揮官は第1戦で多くのミスを犯したことを認め、クラブ史上初の準々決勝進出は難しくなったとしながらも、諦めるつもりはないと強調する。「ボルフスブルクはホームで非常に強いチームだ。彼らはホームでめったに負けない。しかし、だからといって降参するつもりはない」。

 また、この試合は先制点が非常に大きな意味を持つと熱弁。「ボルフスブルクが先制すれば、我々にとってさらに難しい状況になる」としながらも、「誰もが知っているように、サッカーでは時に奇跡が起こる。立ち上がりから集中しなければならないが、我々が先制すれば、勝負はどう転ぶかわからない」と、“奇跡”の準々決勝進出を信じている。

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