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追加招集で練習初参加の永木「爪痕を残したい」

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 日本代表候補に追加招集されたMF永木亮太(鹿島)が8日の練習から合流した。昨年12月20日、国内組を集めて都内のホテルで開かれたスタッフ・選手ミーティングには参加していたが、代表でのトレーニングは初めて。2部練習を終え、「思ったよりハードだったけど、充実したトレーニング内容で、初めて一緒にやる選手も多かったので面白かった」と笑顔を見せた。

 負傷のため途中離脱したMF米本拓司(FC東京)に代わって追加招集され、前日7日夜に千葉県内の宿舎でチームに合流し、さっそくミーティングにも参加した。この日の午後練習では、全体練習が始まる前にFW齋藤学(横浜FM)、FW小林悠(川崎F)、MF遠藤康(鹿島)とともにバヒド・ハリルホジッチ監督から呼ばれ、直接言葉をかけられた。

「(代表招集が)初めての選手や数回目の選手が呼ばれて、『もっとレベルを上げてもらわないと困る』『これからも意識高くやってくれ』と言われた。今回が最後にならないように、ここから激しい生き残り競争が始まると思うし、自分の気持ちも高ぶった」

 指揮官の言葉に火が付いたという永木。「まだ1日だけど、初日にしてはコミュニケーションも取れていたし、自分のプレーも少しは出せたと思う」と手応えを口にし、「追加で呼ばれたので、これをチャンスと捉えたい。来たからには何か爪痕を残して帰りたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)

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