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阪口と近賀がなでしこJ節目の通算100試合出場「そんな出てたんやと」

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[3.9 リオ五輪女子アジア最終予選 日本1-0北朝鮮 金鳥スタ]

 日本女子代表(なでしこジャパン)のMF阪口夢穂(28)とDF近賀ゆかり(31)が、節目の代表通算100試合出場に到達した。2選手はともに9日に行われた北朝鮮戦に先発出場。阪口は「そんな出てたんやと思いました。近賀選手と一緒ですよね。ありがたいです」と笑顔を見せた。

 リオデジャネイロ五輪出場を逃したことで、今後は2019年のW杯フランス大会、そして2020年東京五輪へ向けた強化が進められることになる。世代交代。大きなテーマの一つになる。

 今後について問われた阪口は、「とりあえずは今日の試合のことだけを考えていたので、何も考えていません」と話すのみで、多くを語ろうとはしない。「チームでの活動も始まりますし、そういうところでは切り替えていかないといけないところかなと思っています」。

 ただ、世代交代が必要と言えど、代表通算100試合の経験はなでしこジャパン発展のためには、必要不可欠なものだ。「数字を目標にやっていたわけではないですけど、でもありがたいです」。なでしこ黄金期を支えたなでしこ戦士たちが岐路に立っている。

(取材・文 児玉幸洋)
●リオ五輪女子アジア最終予選特設ページ

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