beacon

[CL]ベンフィカが終盤2発で逆転勝利! ゼニトを退け4年ぶりのベスト8進出

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3.9 欧州CL決勝T1回戦第2戦 ゼニト1-2ベンフィカ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は24日、決勝トーナメント1回戦第2戦の2日目を行い、ゼニト(ロシア)がベンフィカ(ロシア)をホームに迎えた。FWフッキのゴールでゼニトが先制するも、終盤に2得点を奪ったベンフィカが2-1で勝利。2試合合計3-1としたベンフィカが4年ぶりの準々決勝進出を決めた。

 試合は後半に動いた。第1戦を0-1で落としたゼニトは後半24分、MFユーリ・ジルコフがDFネウソン・セメドとの接触したが笛は鳴らず、そのまま左サイドを突破。PA内左の深い位置から中央に切れ込み、GKエデルソンとの1対1からクロスを送り、ゴール前に走りこんだフッキがヘッドで無人のゴールに押し込み、1-0。2試合合計でも1-1とタイに戻した。

 後半36分にもゼニトに決定機が訪れたがFWアルテム・ジューバのシュートはGKエデルソンの好セーブに阻まれる。すると、徐々にベンフィカに流れが傾き、迎えた40分、左サイドからカットインしたFWラウール・ヒメネスが遠い位置から右足ロングシュート。不意を突かれたGKユーリー・ロディーギンが何とか弾き、クロスバーを叩いたが、詰めていたMFニコラス・ガイタンがヘッドで押し込み、同点。2試合合計2-1とした。

 さらにベンフィカは後半アディショナルタイム6分、相手のパスミスからガイタンが中央突破し、粘ってふわっとしたラストパスをFWアンデルソン・タリスカに送る。これをタリスカが右足ボレーを叩きこみ、2-1と逆転。敵地で競り勝ったベンフィカが2試合合計3-1とし、4年ぶりのベスト8進出を決めた。

●欧州CL15-16特集

TOP