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茨城県出身の仙台MF金久保「普通にサッカーができる幸せを噛みしめながらプレーした」

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[3.12 J1第1ステージ第3節 仙台1-0鹿島 ユアスタ]

 気持ちと気持ちがぶつかり合った好ゲームとなった。東日本大震災から丸5年が経過した翌日に宮城県仙台市にあるユアテックスタジアムで、ともに被災地であるベガルタ仙台鹿島アントラーズが激突した。

 試合は前半8分にMF金久保順が決めたゴールを守り抜いた仙台が1-0で勝利。仙台のホームでの勝利は昨年8月12日のJ1第2ステージ第6節・松本戦以来となる。決勝点を挙げた金久保は試合後のヒーローインタビューで、「僕も茨城県出身ですし、普通にサッカーができることがどれだけ幸せなことか噛みしめながらプレーしました」と語った。

 仙台はホーム開幕戦となった前節・FC東京戦で前半7分に先制しながらも、1-2で逆転負けを喫していた。「ホーム開幕戦のような展開にならないように気を引き締めてできたと思います」と、結果に満足した様子の金久保は、「今日は後半はなかなか思った通りのサッカーができなかったですけど、仙台らしい粘りと強い気持ちで勝ち点3が取れたと思うので、次も頑張ります」と今後の活躍を誓った。

●[J1]第1ステージ第3節2日目 スコア速報

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