beacon

最近12戦で11敗…ハノーファーMF清武「いろいろ研究されている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3.12 ブンデスリーガ第26節 ハノーファー0-2ケルン]

 ブンデスリーガは12日、第26節2日目を行い、ハノーファーはホームでケルンと対戦し、0-2で敗れた。清武はフル出場したが、得点に絡むことができず、チームも零封負けで3連敗を喫した。

「ケルンが思ったより引いていたので、なかなかスペースもなくて難しい試合だった」。トップ下の位置に入った清武だが、前線にスペースがなく、なかなかチャンスを演出できなかった。

「触ることでリズムをつくりたかったけど、あそこで触っても意味がなかった。間、間で受けようとしたけど、相手は5バックで、すごい閉めてきた。いろいろ研究されているなと実感した試合だった」

 それでも「自分のところが閉められていたけど、他の選手が空いてくるし、そこで前半は何回かチャンスがあった」と、清武に相手の注意が集まることで周囲の選手が自由になる場面もあった。しかし、チームはチャンスを生かせず、逆に前半43分にカウンターから先制点を許した。

「毎試合、あんな感じですよね。毎試合、2回ぐらい良いシーンはあるけど、そこで点が入らない。点が入ったら変わると思うけど、そこですよね」。清武は苦悩の表情でチームの不振を語る。最下位に沈むハノーファーはこれで3連敗となり、最近12戦で11敗目。17位ホッフェンハイムが勝ったため、勝ち点差は「7」に広がり、残留圏となる15位ブレーメンとも残り8試合で勝ち点10差に開いている。

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2015-16特集

TOP