beacon

大分に約5か月ぶりの歓喜…J3初陣で白星発進

このエントリーをはてなブックマークに追加
[3.13 J3第1節 大分1-0長野 大銀ド]

 昨季J2で21位に終わり、入れ替え戦の末、クラブ史上初のJ3降格となった大分トリニータは開幕戦でホームに昨季J3で3位のAC長野パルセイロを迎え、1-0で競り勝った。大分の公式戦白星は昨年10月25日のJ2札幌戦(2-0)以来、約5か月ぶり。開幕戦勝利は08年以来、8シーズンぶりとなった。

 大分は前半6分、今季から10番を背負うMF松本昌也の右CKにDFダニエルが頭で合わせるが、ゴール上へ。序盤から試合の主導権を握り、同39分には今季からトップチームに昇格したルーキーFW吉平翼のシュートがクロスバーを直撃するなど、チャンスをつくった。

 長野も後半に入ると、リズムをつかんで反撃に出るが、ゴールを奪うまでには至らない。すると後半37分、大分はDF山口貴弘の左クロスを途中出場のFW後藤優介がバックヘッドで流し込み、決勝点を奪った。

 1年でのJ2復帰を目指し、J3初陣で難敵・長野を下した大分。ホームでの白星発進に9189人が集まった観衆も喜びを爆発させた。後藤は試合後のインタビューで「(サポーターに)悔しい思いをさせたので、ここから良い思い出をつくってもらえるように自分たちもがんばりたい」と、あらためて決意を述べていた。

●[J3]第1節 スコア速報

TOP