マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、負傷離脱中のFWウェイン・ルーニーが復帰するにはもうしばらく時間が必要になることを認めている。

　ルーニーは2月13日に行われたプレミアリーグ第26節サンダーランド戦でひざのじん帯を痛めた。3月末に予定されるイングランド代表の親善試合を欠場する見通しであることはファン・ハール監督が以前に認めており、順調なら4月はじめの復帰となることが期待されていた。

　だがキャプテンの現状について、ファン・ハール監督が次のように述べたとしてイギリスメディアが伝えている。

「ウェインはまだ数週間かかる。(復帰に)近くもない。何週間なのかと言うことはできないよ。それは分からないものだ」

「手術やその手のことを行っているわけではない。我々がやっているのは補強具をつけての保存療法だ」

　イギリス『ミラー』は、ルーニーの回復が順調ではないことが検査で明らかになったとして、当初4月3日と見込まれていた復帰がもう1か月は遅れる可能性があると報じていた。離脱が長引くようだと、シーズン終了後に予定されるEURO2016への出場も危ぶまれることにもなりかねない。

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