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独紙評価:今季5点目の香川、評価伸びず 「まだ不調」「ゴールは外す方が難しい」

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 ドルトムントは13日に行われたブンデスリーガ第26節でマインツをホームに迎え、2-0で勝利した。MF香川真司は先発出場でゴールを決めたものの、ドイツメディアの評価はそれほど高くなかった。一部メディアでは、チーム最低タイの評価がついている。

 ファンが心臓発作で死亡したニュースを受け、後半は静まり返ったシグナル・イドゥナ・パルク。そんな中で香川はチーム2点目を記録し、ドルトムントの勝利に貢献した。

「ドルトムントの最も悲しい勝利」と見出しを打った『ビルト』は、香川のプレーを「3」と評価。チームの大半と同じ点数としている。DFマッツ・フンメルスとMFマルコ・ロイスに対する評価だけが異なり、2人には「2」がついた。

 ロイスのパフォーマンスを「1.5」として絶賛した『ルールナハリヒテン』は、香川を「2.5」と評価。及第点以上だが、課題を指摘している。

「最初は努力と収穫が折り合わなかった。日本人選手はより正確に、あるいはよりポジションに忠実な動きをすれば、何度かの積極的なランを節約しても良かっただろう。ドリブルで仕掛けた後、あと一歩足りなかった場面(46分)もあったが、2-0とするゴールで報われることに(72分)。ウィンターブレーク後、初めてスコアラーポイント(ゴール及びアシスト)を記録した」

 『WAZ』は2点目を決めた香川の働きを評価していない。チーム最低タイの「4」をつけて、こう記した。

「日本人選手は、まだ不調を乗り越えていない。試合にインパクトを与えることはごく稀で、試合の大部分に関与していない。後半開始直後は比較的フリーな状況でシュートを打ったが、すでに地面についていた(GKロリス・)カリウスに当ててしまう。オーバメヤンからのパスを押し込んだ62分のシーンは、外す方が難しかっただろう」

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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