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ミラン、ついにバロテッリを見限る? 監督に続いてCEOも叱責

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 ミランはついに見限ったのだろうか。アドリアーノ・ガッリアーニCEOが13日、FWマリオ・バロテッリは「もっと多くをやらなければいけない」と批判している。

 リバプールでの不振を払しょくすべく、今季からレンタルでミランに復帰したバロテッリだが、シーズン前半戦は恥骨炎に苦しみ、長期の戦列離脱を余儀なくされた。だが、復帰してからも期待されたプレーと得点力を見せられていない。

 ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、先日からバロテッリの「精神面」に苦言を呈している。プレーできるコンディションにあるものの、精神的に貢献する用意ができていないという指摘だ。さらに、ガッリアーニCEOも13日のキエーボ戦を前に、『メディアセット』で次のように続いている。

「マリオはピッチの外で完璧に振る舞っている。だが、ピッチでは我々が望んでいたものを出していない。数年前にやっていたことを再び見せてくれるようになるのを願っているよ」

「今の彼はもっと多くをやらなければいけない。相手を追いかけなければいけない。技術的にも肉体的にも調子は良いんだ。だが、精神的な問題という監督の意見に私は賛成する」

 ミランはキエーボ戦でMFユライ・クツカがウォームアップ中に負傷し、予定していた3トップではなく、急きょ2トップを続けることにした。だが、FWカルロス・バッカのパートナーに選ばれたのはMFジェレミー・メネズ。試合途中にそのメネスと交代したのも、FWルイス・アドリアーノだった。

 ガッリアーニCEOはシーズン後のバロテッリの去就について、「夏に先送り」と述べた。ミランファンだったバロテッリは、クラブの信頼を取り戻すことができるだろうか。

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