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ハリルが古巣パリSGのCL制覇を予想「上にいるのは多くて2クラブ。すでにレアルを超えた」

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 パリSGは、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝でチェルシーを破り、8強進出を決めた。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は、パリSGが欧州を制する可能性もあると見ているようだ。

 03年から05年までパリSGで指揮を執っていたハリルホジッチ監督は、現在のチームが欧州でトップ3に入るという見解を述べた。クロアチア『ベチェルニ・リスト』が、日本代表監督のコメントを伝えている。

「パリSGは毎年、素晴らしい試合をして、力を付けている。現在のチームは欧州で3番目、もしくは2番目に良いチームだろう。ベストはバルセロナだ。パリSGはバイエルンと並んで、その次にいる。その後にレアル・マドリーなど数チームがいる状態だ」

 2-1で勝利したチェルシーとのCL第2戦からは、大きな可能性を感じ取っている。

「この試合のパリSGは、CL決勝進出に値するチームだった。決勝は1試合のみで、何が起こっても不思議ではない。対戦相手がバルセロナだったとしてもね」

「パリSGは、ズラタン(・イブラヒモビッチ)だけのチームではない。15から16人のトッププレーヤーが在籍している非常に良いチームだ。ロンドンでの試合を見てほしい。ヴェッラッティは出場していないし、パストーレ、カバーニも試合終了間際の短時間に出場しただけだ。さらに私が世界一の右SBだと考えているセルジュ・オリエも(謹慎処分で)不在だ」

 ハリルホジッチ監督が監督を務めていた2シーズン、パリSGはリーグタイトルを獲得できていなかった。史上最速でのリーグ制覇を決めたチームとは、大きな違いがあると指摘する。

「私はリーグで優勝することができなかった。でも、私が監督だった頃、チームの予算は7000万ユーロ(約90億円)だった。しかし、今は5億3000万ユーロ(約670億円)もある。これだけの金額があれば、正しいチームづくりができるし、失敗したらサッカー界にいるべきではないよ」


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